世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は2021年1月の中国スマホゲームパブリッシャー全世界売上Top30を発表した。
中国App Storeとその他世界各国のApp StoreとGoogle Playの売上を元にした同社統計によると、1月の中国スマホゲームパブリッシャーTop30の全世界売上は前年同期比47%増の約2530億円(23億ドル)で、全世界スマホゲーム売上の29%を占めるとしている。
テンセント前月比売上18%増でTop1を維持
Sensor Towerが発表した2021年1月の中国スマホゲームパブリッシャー全世界売上Top30は以下の通り。(注:中国Androidストア売上は含まない。)
出所:Sensor Tower
Top1のテンセントは『和平精英』『PUBG Mobile』で開催された『PUBG MOBILE GLOBAL CHAMPIONSHIP 2020 FINALS』や中国市場での運営が開始した『Call of Duty Mobile』などの影響により、前月比で18%売上を増加させ、引き続きTop1の座を維持している。
『アークナイツ』『雀魂』が日本でヒットとなっているYostarは前月比で売上を100%増加させ中国パブリッシャーランキングTop7となった。同社の日本市場における売上規模は海外勢としては、NetEase、Nianticに続く3番目の規模となっている。
2021年1月の中国App StoreセールスランキングTop1~Top7までは先月と変化がなく、上位タイトルの固定化が顕著になっており、Top20内にテンセントタイトルが8作、NetEaseタイトルが5作となっている。
出所:Sensor Tower
当記事まとめ
■まとめ
・中国ゲームパブリッシャーランキングTop1はテンセント
→ 依然売上を伸ばす
・中国ゲーム市場は上位固定化が顕著
関連情報
Sensor Tower記事:こちら
先月のTop30:こちら
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