毎月第三金曜日を基準日として日本市場における中国スマホゲームの定点観測を行いたい。
5月21日の日本市場のゲームカテゴリセールスランキングでTop100入りしているのは、App Store28タイトル、Google Play34タイトルで、新規タイトルは『三國志 真戦』『ブラックサージナイト』などがランクインしている。
日本市場の中国ゲーム売上ランキング(2021.5.21)
5月21日(金)の日本のApp StoreとGoogle PlayゲームカテゴリのセールスランキングでTop100入りしていた中国開発によるスマホゲームは、App Store28タイトル、Google Play34タイトルと前月比でApp Storeは横ばい、Google Playは3作増となった。
第三金曜日となる5月21日のランキングではAligamesが開発を行う『三國志 真戦』やbilibiliの『ブラック・サージナイト』、37Gamesの『商人放浪記』、Sincetimesの『ドラゴンとガールズ交響曲』などが新たにランクインしている。
中国でTop5に常駐する大ヒットとなった『三國志 真戦(三国志・戦略版)』は、長谷川博己氏をイメージキャラクターに起用し、5月19日のリリースに合わせ大規模プロモーションを行った。大作の日本展開ということもあり、注目を集めているが今のところはAppStoreダウンロードランキング最高Top2、セールスランキングTop32と、『ライキン』で見られたような垂直立ち上げには至っていない。
bilibiliの『ブラック・サージナイト』は5月20日のリリース後、AppStoreセールスランキング最高Top18を記録するなど、良い滑り出しとなっている。5月末から開始された橋本環奈氏を起用したTVCMの効果で上位に定着できるか注目したい。
当記事まとめ
■まとめ
・5月21日の日本市場セルランTop100に中国ゲームは30タイトル超
・『三國志 真戦』は垂直立ち上げではなく長期モデル志向か
・bilibili新作にも注目
関連情報
前回の日本市場定点観測記事:こちら
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