毎月第三金曜日を基準日として日本市場における中国スマホゲームの定点観測を行いたい。
4月16日の日本市場のゲームカテゴリセールスランキングでTop100入りしているのは、App Store28タイトル、Google Play31タイトルで、新規タイトルのランクインはなく全て既存タイトルとなっている。
日本市場の中国ゲーム売上ランキング(2021.4.16)
4月16日(金)の日本のApp StoreとGoogle PlayゲームカテゴリのセールスランキングでTop100入りしていた中国開発によるスマホゲームは、App Store28タイトル、Google Play31タイトルと前月比でApp Storeは3作減、Google Playは2作減となった。
第三金曜日となる4月16日のランキングでは新作はTop100内になく、全て既存タイトルとなっている。
『放置少女』『マフィア・シティ』といったトップタイトル以外でも、『パズル&サバイバル』『お願い社長!』『成り上がり』『ラストシェルター』などUA広告に力を入れているタイトルが長期的にランクインしており、UA広告で新規ユーザーを効率よく獲得することで良サイクルを生み出している。
中国ゲームの躍進にはゲームプレイの新奇性もさることながら、積極的なデジタルマーケティングもその一因として上げられる。Appleのプライバシー保護強化でデジタルマーケティング手法に大きな変化が起こると見られているが、これら中国ゲームのマーケティング手法にも変化が見られるのか、動向を追いかけていきたい。
当記事まとめ
■まとめ
・4月16日の日本市場セルランTop100に中国ゲームは30タイトル
・新作のランクインは無し
・UA広告に強いタイトルが長期運用に成功
関連情報
前回の日本市場定点観測記事:こちら
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