中国ゲーム市場のデータ分析を行う『CNG(伽馬数据)』はByteDanceの広告プラットフォーム『穿山甲』と共同で2021年Q1の中国スマホゲーム市場のレポートを発表した。
同レポートから、ユーザー獲得やユーザーの求めるものなど、現在の中国スマホゲーム市場の置かれている状況を紹介したい。
Q1中国スマホゲーム市場はユーザー獲得が課題
【2021年Q1 中国スマホゲーム市場環境】
■ 中国スマホゲーム市場概況
ユーザー数:6.6億人(2020年)と一定以上の水準に
→ 巣ごもり需要によるユーザー数増加幅は減少
→ SNS、ニュースキュレーション、ネット小説など各種プラットフォームからの獲得を狙う
売上規模:2021年Q1は約9413億円(588.3億元)
→ 前年同期比で6.25%の増加に留まる
→ 2020年Q1の前年比はより高水準


出所:『CNG(伽馬数据)』
6割以上のコアユーザーが同じゲームを1年以上プレイ
→ 2021年Q1の売上Top50タイトルの7割以上がリリースから1年以上経過している
→ MMORPG/ARPG、SLGにコアユーザーが多く競争が激しい
■ ユーザー獲得コストの増加
中国ゲーム系上場企業のマーケティング費が前年比35%増
→ 売上は前年比23%増であるため、マーケ費が高騰

出所:『CNG(伽馬数据)』
■ マーケティング施策
プラットフォーム依存型からの脱却
→ Androidプラットフォームからの新規流入にだけに依存しない
→ Weibo、Wechatなどのコミュニティ、イベント、異業種コラボなどによる新規獲得
→ IPコラボ、有名人のイメージキャラクター起用+広告出稿
■ ゲーム性
ユーザーの離脱理由Top1はゲーム内容に新しさがない点
→ ゲームシステムの焼き直しが多く離脱理由の50%を占める
→ 課金によってゲームバランスが崩れるが35%
→ チーターが多すぎるが32%
→ 技術的要因(バグ多数、スマホ発熱、回線不安定など)が28%

出所:『CNG(伽馬数据)』
当記事まとめ
■まとめ
・スマホゲームのマーケ費高騰
→ 背景にプラットフォーム依存からの脱却
・ゲーム離脱理由Top1はゲーム性に新鮮味がない
関連情報
『CNG(伽馬数据)』レポート:こちら
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