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【中国市場】テンセントの新作シューター『デルタフォース』がMAU3800万超!ホワサバがWechatミニプログラムでも大人気

中国市場データ

中国のモバイルインターネットを中心に市場分析を行う『QuestMobile』は2025年中国モバイルインターネットの上半期のデータをまとめたレポート『2025 中国移动互联网半年大报告』を公開した。

同レポートでは中国のモバイルインターネット領域のデータを網羅しているが、その中のスマホゲームやWechatミニゲームのユーザー数やトレンドに触れている箇所を以下に紹介したい。

ゲームのプレイ時間はMOBAが最多

以下の統計データは中国スマホゲームユーザーのプレイ時間の比率となっている。

プレイ時間の多いジャンルは上から、MOBA(23.6%)、シューティング(19.2%)、ストラテジー(10.2%)、マッチパズル(9.8%)、MMORPG(8.5%)、カードRPG(7.6%)、パズルカジュアル(5.7%)、経営シミュレーション(4.8%)、ARPG(3.8%)、その他(6.9%)となっている。

MOBAとストラテジーは前年同期比でマイナスとなったが、シューティングは7.2%の増加と、これら3ジャンルで総プレイ時間の5割以上を占めており、定番ジャンルとなっている。

月間アクティブユーザー(MAU)上位のスマホゲーム

6月の月間アクティブユーザー(以下、MAU)上位10タイトルを見ると、依然として『开心消消乐』『王者荣耀(Honor of Kings)』『和平精英』『蛋仔派对(Eggy Party)』といった定番ゲームが人気を維持している。

中でも注目は、2024年にテンセントがリリースした『三角洲行动(デルタフォース)』が、3863万MAUを記録し4位にランクインした点だ。中国スマホゲーム市場で、1年以内にリリースされた新作として唯一のMAU Top10入りのタイトルとなった。

Wechat/TikTokミニゲームの急成長

ミニゲーム分野では、1000万MAU以上を記録したWeChatミニアプリが前年同期の15タイトルから20タイトルに達した。

MAUトップは5424万MAUの戦略シミュレーション『无尽冬日(ホワイトアウト・サバイバル)』となった。ミニゲームに多く見られるハイパーカジュアルゲームに類する『精明的开局』『打个螺丝』もMAU1846万、1748万とTop10入りしている。

左:『精明的开局』|右:『打个螺丝』

抖音(TikTok)では、『开运麻将』(5444万MAU)がトップを獲得しており、次点は『抓大鹅』『四季合合』となっている。(いずれも2000万MAU超)。

関連情報

『2025 中国移动互联网半年大报告』:こちら

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