中国深セン証券取引所上場企業の『YOOZOO(游族)』が2019年Q3(7月~9月)の決算発表を行ったので紹介したい。
同社は日本向けには『成り上がり』の運営を行い、中国や海外市場向けには『ゲーム・オブ・スローンズ』IPのスマホゲーム、PCブラウザゲームの開発や『聖闘士星矢』IPのスマホゲームの台湾、香港、東南アジアの運営を行う中国大手ゲーム会社だ。
YOOZOO(游族)とは?
『YOOZOO(游族)』は日本では『成り上がり』の運営を行っており、DMMの『刀剣乱舞–
概要は以下の通りだ。
社名:游族网络股份有限公司(YOOZOO Games)
設立日:2009年6月22日
資本金:4.8億円(3000万元)
法定代表人:林奇
主な事業:ゲーム開発・運営
HP:king.youzu.com
2019年Q3決算は増収増益
2019年Q3の売上高は約145.9億円(9.12億元)、前年同期比で9.1%の増加。株主に帰属する純利益は約47.7億円(2.98億元)、前年同期比で57.1%の増加となっている。
YOOZOOの2019年Q3は前年同期に続き、増収増益を実現した。純利益の増加の主な要因として『ゲーム・オブ・スローンズ』IPのスマホゲーム『权力的游戏 凛冬将至』の中国でのヒットを挙げている。
今後のタイトルラインナップ
YOOZOOは今後のラインナップとして、同社の看板タイトル『少年三国志』の続編『少年三国志2』の他に、中国妖怪などをまとめた奇書『山海経』をモチーフにした次世代3Dターン制RPG『山海鏡花』、NetEaseの『神都夜行録』の東南アジア展開などを予定していると言う。
(『山海鏡花』)
関連情報
YOOZOO 2019年Q3決算報告書:http://static.cninfo.com.cn/finalpage/2019-10-23/1207004175.PDF
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