先月から開始した日本市場における中国スマホゲームの定点観測だが、今回も先月と同じく第三金曜日を基準日として統計をとった。
App Store、Google PlayゲームカテゴリのセールスランキングでTop100入りしているのは共に24タイトルで『荒野行動』『放置少女』『マフィア・シティ』『アークナイツ』『Rise of Kingdoms』等20タイトルは両ストアでランクインしている。
日本市場の中国ゲーム売上ランキング
3月20日(金)のApp StoreとGoogle PlayゲームカテゴリのセールスランキングでTop100入りしていた中国産スマホゲームは共に24タイトルであった。
両ストアでTop100入りしているのは『荒野行動』『放置少女』『マフィア・シティ』『アークナイツ』『Rise of Kingdoms』等計20タイトルで、これらはiPhoneとAndroidのユーザー属性やランキングロジックの違いを超えて定着している。
前回2月21日(木)のランキングと比べApp StoreのセールスランキングTop100入りタイトルは2作増、Google Playは3作増となっている。また、Six WaveはApp Storeで4作、Google Playで3作ランクインさせており、中国系パブリッシャーとして最多本数を記録している。
(Six Wave『獅子の如く』ストアスクショ)
Six Waveが4本と最多
日本市場で複数本上記ランキングにランクインさせている中国ゲーム会社は以下の通り。
■Six Waves:4本
・獅子の如く
・三国覇王戦記
・三国天武
・天地の如く
■NetEase:3本
・荒野行動
・Identity V 第五人格
・ライフアフター
■テンセント:2本
・PUBG Mobile
・Call of Duty Mobile
■Yostar:2本
・アークナイツ
・アズールレーン
YOOZOOの『少年三国志2』が日本進出へ
前回リリース間近として紹介した中国大手Giantが開発を担当した『犬夜叉 -よみがえる物語-』は3月5日にリリースされたが、今のところ苦戦している様だ。
今後リリースされる新作としては、『成り上がり』のYOOZOOが『三国志ブラスト 少年ヒーローズ』を4月~6月にリリース予定としている。
同作は中国でTop10圏を維持するなどヒットしているカードバトルRPG『少年三国志2』の日本語版で、中国でヒットしたタイトルを日本に持ち込むという『アークナイツ』『Rise of Kingdoms』などの手法が同作でも再現できるか注目したいところだ。
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先月の定点観測記事:こちら