『Fun Plus』や『盛趣遊戯(元・盛大遊戯)』を傘下に収める『世紀華通』が2019年度の業績を発表した。
同社の2019年度の売上高は約2350億円(146.9億元)で前年同期比17%増、株主に帰属する純利益は約366億円(822.85億元)で同期比70%増と増収増益となった。
Fun Plus、盛趣の世紀華通の売上高は1943億円！
世紀華通の2019年度の業績は以下の通り。
同社の主力事業であるオンラインゲーム事業の売上は約1943億円で、FF14の中国運営などを行う『盛趣(Shengqu Games)』の売上高が約1000億円(62.53億元)、『キング・オブ・アバロン』など海外市場でSLGタイトルをヒットさせているFunplusの『Diandian Interactive』の売上高が約890億円(55.61億元)とこの小会社2社が『世紀華通』の売上の大半を占めている。
また、同社ゲーム事業の海外市場売上は約929億円(58.07億元)としており、前年同期比で約24％の増加であったと言う。
2019年度の開発費は約213億円(13.3億元)と前年同期比で約29％の増加となったが、『ドラゴンネスト』など自社IPを活用し、引き続き開発投資を増加させ、MMORPG、ARPG、放置シミュレーション、育成系、カードバトルなどマルチジャンルに展開するとしている。
関連情報
『世紀華通』2019年度決算資料：こちら
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