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【中国ゲーム市場動向】ByteDanceハイパーカジュアルゲーム成功の秘訣は動画映えにあり!

中国ゲーム市場動向

ハイパーカジュアルゲームを展開するByteDance傘下の『Ohayoo』が『Sharpen Blade(宝剑大师)』ヒットの秘訣を公開した。

海外のハイパーカジュアルゲームに着想を得ながらも、中国ユーザー向けにゲーム性を追加・簡素化し、ショートムービープラットフォーム向けにUGCマーケティングを行ったという同作のポイントとは?

UGCに適しているハイパーカジュアルゲーム4つの特徴とは?

ByteDance傘下のOhayooはハイパーカジュアルゲーム『Sharpen Blade(宝剑大师)』が中国App Storeで4週に渡りダウンロードランキングTop3を維持した秘訣を公開した。

同社はこれまで、カジュアルゲームのコンテンツマーケティングにおいて、様々な試行錯誤をしてきたが、ヒットタイトルのマーケティングはPGC(プロが作るコンテンツ)に依存しており、クリエイティブの規模に限界を感じていたと言う。

そこで、ショートムービープラットフォームにおけるUGC(ユーザー生成コンテンツ)マーケティングに目をつけ、『Sharpen Blade(宝剑大师)』でUGCを主軸にしてマーケティングを行ったところ、ショートムービープラットフォームだけで600万の新規流入を獲得し、中国版TikTokでは20万以上の動画がアップされ、総再生数は17億回に上ったという。


(『Sharpen Blade』の人気動画。ゲーム実録画面に解説をしているものが多い。このことから、実際のゲーム画面が他者の興味を引くか?が重要だとしている。)

同社がまとめたUGCに適しているハイパーカジュアルゲームの特徴は以下の4点だと言う。

■ショートムービー向けUGCに適しているハイパーカジュアルゲームの特徴
1. ゲーム性が簡単で、直ぐ上達する。

→ 数十秒のショートムービーで面白さが伝わることが大事。
→ ゲーム経験の無いユーザーにどうやってゲームを遊ぶのか?を伝える。
2. リアルタイム性を求めない。
→ ユーザーは細切れ時間を使って、好きな時に遊ぶことができる。
3. テーマとゲーム性に他者が見て興味を引く要素がある。
→ 実ゲームが動画映えすることが大事
→ 『Sharpen Blade』の人気ショートムービーは全てゲームの実録ムービー。
4. ゲームデザイン上の自由度が高い。
→ ユーザーの創作余地が多い。

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中国市場向けに行った改良とは?

同作はVoodooの『Woodturning 3D』といった木を削る系のハイパーカジュアルゲームが海外市場で出てきたところに着想を得て中国ユーザーに馴染むよう改良を加えたと言う。

Youtube上でも木を削って加工する系の動画は、20本以上が1000万再生を記録するなど人気を博している。ただ、中国ではこの手の動画は認知度が低く、人気とは言えない状況であった。


(Youtubeで人気の木を削る系の動画)

■『Sharpen Blade(宝剑大师)』が中国ユーザー向けに行った改良
1. 木を削る作業に『武侠の宝剣を加工するテーマを与えた
→ 認知度の低い『木を削る系』に武侠要素を加え、幅広い層にリーチ
2. 木材加工過程を簡素化し爽快感を際立たせた
→ 中国ユーザーの特性に合わせ、他社ゲームの簡素化
→ 自由度が高くなり、UGCにより適している
3. 木材加工終了後に『試し斬り』を追加
→ 加工終了後に『試し斬り』を追加し爽快感の確認
4. 収集と成長要素の強化
→ 『試し斬り』の進捗に応じてロックが解除、収集と成長要素を加え、長中期の定着率向上を図る


(木を削る工程を簡素化。上達が容易で加工の自由度が上がった)


(試し斬りと素材収集要素を追加)

Ohayooはこれら上記の経験からUGC型マーケティングに向いているハイパーカジュアルゲームのジャンルとして、音楽リズム系、謎解き系、IO系、自由度の高いDIY系を上げている。

また、UGC型のコンテンツマーケティングはハイパーカジュアルゲームに限らず、自由度が高く、ゲーム性やテーマに話題性のあるカジュアルゲームにも応用できるのではないかとしている。

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関連情報

『Ohayoo』公開記事:こちら


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