今年に入り、中国では未成年者のゲーム中毒が社会問題として、新聞やTVニュースに取り上げられることが多くなった。
中国ゲーム市場で圧倒的なシェアを誇るテンセントは一番のヒット作である『王者栄耀』に未成年者のゲーム中毒を防ぐための施策を立て続けに実施している。
2回目の顔認証テストを北京にて実施
テンセントは未成年者のゲーム中毒防止施策として、9月末にログイン時の顔認証制をランダムに摘出したユーザーに対し試験的に導入した。
今回の発表によると11月15日に2回目の試験導入として、少数の北京の未成年者に対して顔認証を実施したという。
この顔認証で個人認証が正しくされなかった場合、もしくは顔認証を拒否した場合、テンセントの『健康システム』が『12歳以下のユーザー』と判断し、ゲーム中毒防止施策が適用される。
テンセント健康システムのゲーム中毒防止策とは?
テンセントの健康システムが規定する未成年者へのゲームプレイ時間の規制は以下の通りだ。
【プレイ時間の規制】
・12歳以下のユーザー:1日1時間まで
・12歳~19歳のユーザー:1日2時間まで
今回の顔認証制の試験導入と同時に、『王者栄耀』では未成年者に対し、今後はWechatログインアカウントとQQログインアカウントのプレイ時間を合計してカウントすると発表した。
これにより、WechatとQQの2つのアカウントで『王者栄耀』をプレイしていても、合計時間で1日1時間もしくは2時間を超過してしまうと、その日は『王者栄耀』が遊べなくなるという。
異なるアカウント間のプレイ時間を合算することで、より厳密に未成年者のプレイ時間を制限することになる。
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引用:http://www.youxituoluo.com/517524.html
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