『レッド:プライドオブエデン』『三国志ブラスト』等の運営元で、中国深セン上場企業の『YOOZOO(游族)』が2020年上半期業績の速報値を発表した。
同社の発表によると2020年上半期の売上高は前年同期比44.5%増の約400億円(25億元)を超える見込みだとしている。
また、株主に帰属する純利益は前年同期の約65億円(4.07億元)から約78億円(4.88億元)から約81億円(5.08億元)に増加する見込みだとしている。ただしQonQで見てみると、『三国志ブラスト』や『レッド:プライドオブエデン』の広告費用がかさみ減少するとした。
Q3には『レッド:プライドオブエデン』の売上が『三国志ブラスト』を上回る見込みであること、7月21日より『ゲーム・オブ・スローンズ – 冬来たる』が台湾・香港、日本、韓国、東南アジア市場でリリースされたことも発表した。
(『ゲーム・オブ・スローンズ – 冬来たる』)
YOOZOOの速報値発表に先立ち、『Perfect World M』の開発・運営元である中国上場『Perfect World(完美世界)』も2020年上半期業績の速報値を発表した。
売上高の速報値は開示されていないものの、2020年上半期(1月1日~6月30日)の株主に帰属する純利益は前年同期比約21~25%増の約198億円(12.4億元)~約205億円(12.8億元)となる見込みだとしている。
また、『Perfect World』は自社の完全小会社を通じて、先日香港で上場を果たした『コード:ドラゴンブラッド』の開発元『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』の株式17.6%も保有している。
(Perfect Worldの新作『新神魔大陸』。単日売上は1.6億円以上と言われている)
当記事まとめ
■まとめ
・YOOZOOの2020年上半期売上高は約400億円
・純利益は65億~80億円を見込む
・Perfect Worldは上半期純利益200億円前後を見込む
関連情報
YOOZOO上半期決算速報値発表:こちら
Perfect World上半期決算速報値発表:こちら
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