世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は2020年7月の中国スマホゲームパブリッシャー全世界売上Top30を発表した。
中国App Storeとその他世界各国のApp StoreとGoogle Playの売上を元にした同社統計によると、7月の中国スマホゲームパブリッシャーTop30の全世界売上は約2013億円(18.3億ドル)で、全世界スマホゲーム売上の約27%を占めるとしている。
中国スマホゲームパブリッシャーTop30の全世界売上は約2013億円
Sensor Towerが発表した2020年7月の中国スマホゲームパブリッシャー全世界売上Top30は以下の通り。(注:中国Androidストア売上は含まない。)
出所:Sensor Tower
7月の中国スマホゲームパブリッシャーTop5は変わらずテンセント、NetEase、Lilith、FunPlus、Aligameとなっている。
ただし、Top5のAligameの売上の大半は中国市場が占めており、中国App StoreセールスランキングTop3に『三国志・戦略版』Top5に『三国志幻想大陸』と三国志タイトルを2作Top5入りさせている。
パブリッシャーランキングTop6のYOOZOOは4月にリリースした『三国志ブラスト』に続き『レッド:プライドオブエデン』がヒット、同社の売上を前月比で30%増加させ、日本売上が全体売上の約半分に達した。
(『レッド:プライドオブエデン』)
また、Sensor Towerは2020年7月の中国App StoreセールスランキングTop20も発表しており、上位4タイトルに変動は無いが、Top5に上述のAligameの『三国志幻想大陸』、Top6に青瓷游戏の『最強蝸牛』、Top7にPerfect Worldの新作MMO『新神魔大陸』、Top12にBabel Timeの『放开那三国3』と多くの新作がTop30入りしている。
出所:Sensor Tower
当記事まとめ
■まとめ
・7月の中国ゲーム全世界売上は約2013億円
・全世界売上シェアは約27%
・Aligameが中国で、YOOZOOが日本で強い
関連情報
Sensor Tower記事:こちら
先月のTop30:こちら
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