日本では『Mildom』を運営する中国ゲーム系動画サービス大手、NASDAQ上場の『DouYu(斗魚)』はテンセントから『HUYA(虎牙)』との戦略的統合に関する拘束力のない予備提案を受領した事を発表した。
同社は今回の提案を受領したばかりで、これから役員会で慎重に検討、評価を行う予定であり、本提案に対しどの様な対応を行うかは未定であるとしている。
今回戦略的統合の提案を行ったテンセントは『DouYu』の筆頭株主で同社の株式の38%を保有している。テンセントは『HUYA』の株式36.9%も保有しており、同社の筆頭株主でもある。
また、時同じくして、8月10日に『JOYY Inc.(欢聚集団)』はテンセント・ホールディングスの100%子会社であるLinen Investment Limitedに約891億円(8.1億ドル)で『HUYA』株の譲渡を9月9日までに行うと発表した。これによりテンセントは『HUYA』株の51%を保有する事になる。
テンセントは中国の2大ゲーム系動画プラットフォーム『DouYu』と『HUYA』の統合を推進しており、『DouYu』の発表では今後の対応は未定とされているが、両社の経営統合が進むのではないか、との見方が強まっている。
当記事まとめ
■まとめ
・テンセントが『DouYu』に『HUYA』との合併を提案
・テンセントは『DouYu』と『HUYA』の筆頭株主
・中国のゲーム系動画サービスの再編が進むか
関連情報
『DouYu』プレスリリース:こちら
『JOYY』プレスリリース:こちら
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