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【分析記事】大ヒットに必要なのは○○と▲▲!『荒野行動』プロデューサーが話したバズる施策とは?

分析記事

1月20日、中国大手のNetEaseが中国・広州にて開催した開発者向けのカンファレンスにて『荒野行動』のプロデューサー丁氏が語った日本成功の秘訣を紹介したい。

丁氏のセッションからは中国企業でありながら、しっかりと日本市場を研究し、日本市場攻略に取り組んでいる様子が伺える。

同氏は『荒野行動』で日本市場での大ヒットのために試みた、成功方程式にも言及しているので、是非ご一読いただきたい。

日本市場の把握


(以下、丁氏の発言)

日本市場は国内市場が一定の規模を持ち、ガラパゴス化していると認識しています。

携帯電話と自動車がその典型的な例で、携帯電話はスマホに置き換わりましたが、自動車は未だに日本独自のガラパゴス現象が続いています。

日本のゲーム市場も似たような傾向があり、任天堂やソニーなど大手の日本ゲーム会社が市場を独占しており、スマホゲームでも未だにパズドラやモンストがセールスランキングの上位を占めています。

中国産のゲームとしてこの様な市場へ進出するに当たり、以下の様な公式に思い至りました。

『荒野行動』大ヒットを実現!成功の方程式とは?

その公式とは以下のようなものです。

『コンテンツ+文化差異+UGC=バズる+大ヒット』
*UGC=画像や動画などユーザーが生成したコンテンツ

2017年12月頃に世界展開を開始した当初に導入した雪国マップを例に挙げます。

雪国マップでは足跡が残り、競技性を高める狙いをもたせていました。

ちょうど、日本でも雪が降り始める時期で、『荒野行動』のコスプレをして雪に足跡をつける動画が数日で12万回再生を突破するなど大きな反響を得ました。

これは上述の方程式の『コンテンツ』に当たる部分です。では、『文化差異』はどうかと言うと以下のような例が挙げられます。

中国の水漏れ修理の宣伝車で、これは私が渋滞にハマっているときに実際に見かけた車輌です。

見た目や宣伝文句がとてもユニークだったので、直ぐに開発チームと相談してゲーム内に登場させました。

ただ、それだけでは面白くないので以下の小ネタを仕込みました。
1.車に記載されている電話番号をカスタマーサポートの電話番号に
2.クラクション音を中国語の宣伝文句に
3.20人乗り

これら小ネタは後に日本のユーザーにも見つけてもらうことができ、Youtubeなどで大きな話題を集めました。

(日本で『ヤオタイ』としてバズった水漏れ宣伝カー。日本でも痛車として再現する猛者も現れたという)

この様な『コンテンツ』と『文化差異』を『UGC』に繋げることで、バズらせることができ、結果として日本での流行を生んだのではないかと考えています。

当セッショんで丁氏は『コンテンツ+文化差異+UGC=バズる+大ヒット』という公式を用いてコンテンツと文化差異がもたらすUGCの効果の重要性を説いた。

今回の事例は中国産ゲームが日本市場に進出する際に、ネガティブに捉えがちな『文化差異』をうまく活かした好例と言えるだろう。

中国企業が現在どの様に日本市場を捉えているのか、今後も情報が入り次第、随時紹介していきたい。

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引用:http://youxiputao.com/articles/16954
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