世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は中国スマホゲームの2021年2月の海外市場売上Top30を発表した。
同統計によると、2月の中国スマホゲームの海外市場売上Top1は約129億円の売上を記録したmiHoYoの『原神』で5ヶ月連続でTop1となった。Top2はテンセントの『PUBG Mobile』、Top3はIGGの『ロードモバイル』となっている。
*同ランキングに中国市場売上は含まれない。
5ヶ月連続Top1『原神』2月売上は約129億円
2021年2月の中国産スマホゲームの海外売上ランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
ランキングTop1は約129億円(1.17億ドル)の売上を記録した『原神』で5ヶ月連続で中国ゲームの海外市場売上Top1となった。
同作はリリース後、毎月110億円以上の売上を記録しており、2月は中国ゲームに限定せず全タイトルでみても、中国市場を除く世界市場売上は『Pokémon GO』に次ぐTop2となっている。
『原神』は日本、韓国、米国でも人気が高く、各市場のセールスランキングは日本はTop6、韓国はTop7、米国はTop8となっている。
Yostarの『ブルーアーカイブ』は中国ゲーム海外市場売上ランキングTop13にランクインし、日本市場だけで約24億円(2200万ドル)の売上と予測されている。
また、Top30外となるが、Aligamesの『三国志・戦略版』はQ1から台湾、香港、東南アジア、韓国と立て続けにリリースし、2月の海外売上は約14億円(1300万ドル)と予測されている。
2021年2月の中国産スマホゲームの海外市場ダウンロードランキングTop30は以下の通り。
先月2200万DLでTop1となった『Project Makeover』が今月もTop1で、昨年11月のリリース以降、累計DL数は5700万回を突破した。同作は米国や日本でも積極展開しており、2月のDLランキングは米国でTop2、日本でTop3となっている。
出所:Sensor Tower
当記事まとめ
■まとめ
・『原神』は5ヶ月連続で月売上110億円超え
・Aligames『三国志・戦略版』は繁体字圏、東南アジア、韓国で約14億円
・『Project Makeover』は累計DL数5700万回
関連情報
Sensor Tower記事:こちら
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