【AppAnnie】2021年2月の中国iOSランキングは？売上は固定化もDLは変動あり

中国市場データ

2021.03.16

全世界の⽣活者理解、またモバイル戦略の⾼度化に役⽴つモバイル市場データと分析プラットフォームを提供する『App Annie』から中国iOSの売上、ダウンロードの月間ランキングTop30のデータを提供して貰った。

同社の2021年2月の統計では、売上ランキングTop30にテンセントタイトルが9作、NetEaseタイトルが9 作と両社が半数以上を占め、当月リリースも1本のみがTop30入りと上位タイトルの固定化は変わらない状況だ。

2021年2月の中国iOSゲームカテゴリの月間売上Top30は以下の通り。

■2021年2月中国iOSゲームカテゴリ売上Top30

2021年2月の中国iOS月間売上ランキングは、Top1、2は変わらずテンセントの『王者栄耀』『和平精英』、Top3はAligameの『三国志・戦略版』、Top4はNetEaseの『夢幻西遊』と先月から大きな変動は見られない。

『原神』は2月もTop6を維持、Lilithの『ライキン』もTop10圏内で定着している。Top30は既存タイトルの寡占状態にあり、新作はLeitingの放置系ゲーム『一念逍遥』の1作のみとなっている。

1月リリースの37Games『荣耀大天使』はTop22と1月のTop16から順位を落としているもののTop30入りを果たしている。

2021年2月の中国iOSゲームカテゴリの月間ダウンロードTop30は以下の通り。

■2021年2月中国iOSゲームカテゴリダウンロードTop30

1月のダウンロードランキングTop1であったテンセント『Call of Duty Mobile』はランキングを落としTop5となった。代わりに1月Top2、3であった『王者栄耀』『和平精英』がランクアップし、Top1『和平精英』、Top2『王者栄耀』となっている。

2月もテンセントがDLランキング上位を占める中、Top2にBytedance『翡翠大师』、Top3にZynga『High Heels!』とハイパーカジュアルゲーム2作がTop5に食い込んでいる。

また、カジュアル～ハイパーカジュアルゲームはTop30に14タイトル前後がランクインと先月より微増となった。

■まとめ
・中国セルランTop30にテンセント、NetEaseタイトルが18作
・1年以上の長期タイトルが大半を占める
・原神、ライキンは中国でTop10定着