『パズル&サバイバル』や『日替わり内室』で知られる中国ゲーム大手『三七互娯(37 Interactive Entertainment)』が2020年通期の決算発表を行った。
同社の2020年通期の売上高は約2304億円で前年同期比9%の増加、純利益は約442億円で前年比31%の増加となった。
2020年上半期『三七互娯』の業績は?
『三七互娯(37 Interactive Entertainment)』の2020年通期の業績は以下の通りだ。
2020年通期の好決算の要因として、中国市場の売上が堅調に推移したことと、海外市場での売上増加が上げられる。
中国市場では『云上城之歌』『浮生妖绘卷』『万古封灵决』といった異なるジャンルのスマホゲームをリリースし、同社の最高月売上約288億円(18億元)、MAU8487万を記録した。
海外市場では、SLG、MMO、経営シミュレーション、カードバトルなど異なるジャンルのタイトルを展開しシェアを拡大している。中でも『パズル&サバイバル』が欧米市場で人気が高く、海外市場での売上増に貢献している。
37Gamesは自社の競争力の源泉は開発力にあるとしており、2020年は前年比36.66%増となる約178億円(11.13億元)を開発費に当てたとしている。直近3年の累計開発投資額は約495億円(24.67億元)でゲーム開発人員は2020年に761名増員し2343名になった。
当記事まとめ
■まとめ
・三七互娯の2020年通期売上高は約2304億円
・中国市場の堅調な伸びと海外市場売上増が要因
・開発者数は2300名に
関連情報
『三七互娯(37 Interactive Entertainment)』2020年通期決算資料:こちら
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