世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は中国スマホゲームの2021年5月の海外市場売上Top30を発表した。
同統計によると、5月の中国スマホゲームの海外市場売上Top1は約121億円の売上を記録したテンセント『PUBG Mobile』で、2018年のリリース以降、海外市場累計売上を約2750億円とした。
*同ランキングに中国市場売上は含まれない。
テンセント『PUBG Mobile』5月売上は約105億円
2021年5月の中国産スマホゲームの海外売上ランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
ランキングTop1は約121億円(1.1億ドル)の売上を記録した『PUBG Mobile』で2ヶ月連続で中国ゲームの海外市場売上Top1を記録した。
日本では伊藤英明氏をイメージキャラクターに起用するなどし、幅広いユーザー層へのアプローチに成功している4399の『魔剣伝説』は、韓国市場では同市場で人気のコミック『Lookism』とコラボを実施、先月比で売上を約27%増加させ、『リネージュM』『リネージュ2M』に次ぐTop3の売上を記録した。
日本でもリリースされた『三國志 真戦(三国志・戦略版)』は韓国市場で人気が高くTop16となった。また、ゾンビモチーフのゲームの人気が高く、37GamesのマッチスリーRPG『パズル&サバイバル』、Elexの『The Walking Dead』、FunPlus『State of Survival』、CamelGames『Age of Z Origins』、Long Tech『ラストシェルター』がランクインしている。
2021年5月の中国産スマホゲームの海外市場ダウンロードランキングTop30は以下の通り。
DLランキングTop1は先月と同じく『PUBG Mobile』でDL数は1000万回と予測されている。5月のDL数国別Top3はパキスタン9.2%、トルコ8.5%、インドネシア8.3%となっている。
Magic Tavernの『Project Makeover』も4月に続きDLランキングTop2と好調を維持している。
出所:Sensor Tower
当記事まとめ
■まとめ
・PUBG Mobileの5月売上は約121億円、DL数は1000万
・魔剣伝説は韓国人気マンガコラボで韓国売上Top3
・ゾンビモチーフのゲームが世界的に人気
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