世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は中国スマホゲームの2021年6月の海外市場売上Top30を発表した。
同統計によると、6月の中国スマホゲームの海外市場売上Top1は今月も約110億円以上の売上を記録したテンセント『PUBG Mobile』で、前年比17.3%増と依然売上を伸ばしている。
*同ランキングに中国市場売上は含まれない。
テンセント『PUBG Mobile』6月売上は約110億円
2021年6月の中国産スマホゲームの海外売上ランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
ランキングTop1は約110億円(1億ドル)以上の売上を記録した『PUBG Mobile』で3ヶ月連続で中国ゲームの海外市場売上Top1を記録した。中でもトルコ市場での売上増が目覚ましく、トルコで開催したCampus Championshipなど、現地に根ざした運営イベントが奏功し、『PUBG Mobile』の最大市場である米国(24%)に次ぐ売上規模(17.6%)となっている。
日本でもヒットしているテンセントの『白夜極光』は韓国、欧米、東南アジアなどでも展開を開始、6月の売上は約18.7億円(1700万ドル)と予測されており、6月中旬のリリースから半月で日本市場で売上Top11を記録している。
2021年6月の中国産スマホゲームの海外市場ダウンロードランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
DLランキングTop1は先月Topの『PUBG Mobile』を抑え、IGGの『ロードモバイル』がTop1を獲得、DL数は同作過去最高となる940万回と予測されている。
Miniwan Tech(迷你玩科技)の『Mini World(迷你世界)』はDL数を伸ばし、6月は370万回でTop15となった。同作のDL数増加の背景にはブラジルやメキシコといったラテンアメリカ市場での人気がある。
当記事まとめ
■まとめ
・PUBG Mobileの6月売上は約110億円
・IGGのローモバは950万DLでDLランキングTop1
・テンセント白夜極光の6月売上は約18.7億円
関連情報
Sensor Tower記事:こちら
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