8月25日、香港証券取引所上場企業で『コード:ドラゴンブラッド』や『今三国志』で知られる中国デベロッパーの『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』は2021年上半期の決算発表を行った。
同社の2021年の上半期は、売上高約78億円、純損益約7億円と積極的な開発投資も影響し減収減益となった。
『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』の業績は?
『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』の2021年上半期の業績は以下の通り。
同社の売上を牽引していたのは海外展開であったが、21年上半期は海外売上が約48億円と前年比26.5%の減少となっている。中国国内市場売上は前年比30.5%増の約41億円と海外売上の落ち込みをカバーしたが、全てを補うには至らなかった。
同社は大型ゲームの開発に積極的な投資を行っており、2021年上半期の研究開発費は約54億円と前年比で48%増加している。社員数は1300名でその内の85%が開発者となっている。
今後のラインナップとしては、テンセントが中国での配信を予定している、UE4で開発した3DMMORPG『诺亚之心』、西洋ファンタジーSLG、国際的なIPを用いたMMORPGなどを予定しているとした。
当記事まとめ
■まとめ
・祖龍の2021年上半期売上は約78億円で8%減
・調整後純利益は開発投資でマイナスに
・UE4での開発など大型ゲームに積極投資
関連情報
『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』2021年上半期決算資料:こちら
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