『Shengqu Games(盛趣遊戯)』を傘下に収める『世紀華通』が2021年上半期の業績を発表した。
同社の2021年上半期の売上高は約1,170億円(73.1億元)で前年同期で6%減、株主に帰属する純利益は約392億円(24.5億元)の53%増の減収増益となった。
盛趣(Shengqu)の世紀華通 上半期売上高は1170億円!
世紀華通の2021年上半期の業績は以下の通り。
同社の主力事業であるオンラインゲーム、ソフトウェア事業の売上は約996億円(62億元)で前年比7%減となっている。ゲーム事業のセグメント別売上は以下の通り。
■『世紀華通』ゲーム事業セグメント別売上
PCオンラインゲーム:約224億円 / 前年比28%減
ブラウザゲーム:約18億円 / 前年比14%増
スマホゲーム:約746億円 / 前年比1%増
これらセグメント売上を見ると、同社減収の要因はスマホゲームの売上が横ばいとなり、PCオンラインゲームの売上減退を支えられなかった点にあると言えそうだ。
また、同社は2020年Q3にKONAMIの『悪魔城ドラキュラ』IP、『ジョジョの奇妙な冒険』アニメ版のスマホゲーム化権獲得を発表したが、今回の決算発表では進捗には触れられていない。
同記事まとめ
■まとめ
・世紀華通2021年上半期売上は約1170億円
・ゲーム事業はスマホゲーム売上横ばいもPCクラサバが減収
・ジョジョ、悪魔城などのスマホゲーム化の進捗には触れず
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『世紀華通』2021年上半期決算報告書:こちら
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