8月17日、中国深セン上場企業の『Perfect World(完美世界)』が2021年上半期の決算を発表した。
同社の2021年上半期の売上高は約673億円で前年同期比18%の減少、株主に帰属する純利益は約41億円で前年同期比79%減少と減収減益となった。
2021年上半期『Perfect World』の業績は?
『Perfect World(完美世界)』の2021年上半期の業績は以下の通りだ。
同社の2021年上半期の売上高は約673億円(42.06億元)、ゲーム事業売上高は約545億円(34.09億元)、株主に帰属する純利益は約41億円(2.57億元)となっている。
2020年の通期決算では前年比35%増と大幅な増収を果たしたゲーム事業だが、2021年上半期は苦戦を強いられている。決算資料によるとこれは前年のコロナ禍の巣ごもり需要の反動によるもので、既存の主力タイトルの減退率は例年と同程度に留まっているとした。
利益率の低下に関しては、Q2に新作を投下したことによる販管費の増加と、その売上の多くが下半期に計上される為に落ち込みを見せたとした。
また、同社はMMO、カードバトル領域を中心にゲームの高品質化に一層力を入れると強調した。
当記事まとめ
■まとめ
・Perfect Worldの2021年上半期売上高は約673億円
・ゲーム事業売上は前年比21%減の約545億円
・減収は前年の巣ごもり需要の反動
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『Perfect World(完美世界)』2021年上半期決算資料:こちら
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