4月15日、中国深セン上場企業の『Perfect World(完美世界)』が2021年通期の決算速報値を発表した。
同社の2021年通期の売上高は約1363 億円で前年同期比17%の減少、株主に帰属する純利益は約59億円で前年同期比76%減少の減収減益となった。
2021年通期『Perfect World』の業績は?
『Perfect World(完美世界)』の2021年通期の業績は以下の通りだ。
同社の2021年通年の売上高は約1363億円(85.18億元)、ゲーム事業売上高は約1187億円(74.21億元)、株主に帰属する純利益は約59億円(3.7億元)となっている。
前年比20%減と大幅な減収となったゲーム事業だが、その要因として以下を上げている。
1. 一部新作ゲームの計画未達
2. 既存タイトルの減退
3. 海外プロジェクトの見直しと人員整理にかかる特損約43億円
ただ、同社が21年6月末にリリースした新作ターン制RPG『梦幻新诛仙』は12月末までの累計売上が約256億円を記録するなど、ゲーム事業の売上を下支えした。
また、2次元オープンワールドRPG『幻塔』を12月にリリースし、初月売上が約80億円とこちらも好調な滑り出しとなったが、決算期末のリリースであるため、今期の決算への影響は限定的だとしている。
(『幻塔』)
当記事まとめ
■まとめ
・Perfect Worldの2021年通期売上高は約1363億円
・ゲーム事業売上は前年比20%減の約1187億円
・幻塔の初月売上は約80億円
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『Perfect World(完美世界)』2021年通期期決算速報値資料:こちら
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