世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は2020年3月の中国スマホゲームパブリッシャー全世界売上Top30を発表した。
中国App Storeとその他世界各国のApp StoreとGoogle Playでの売上を元にした同社統計によると、3月の中国スマホゲームパブリッシャーTop30の全世界売上は約1793億円(16.3億ドル)で、全世界スマホゲーム売上の27.6%を占めるとしている。
中国ゲームパブリッシャーTop30売上は約1793億円
Sensor Towerが発表した2020年3月の中国スマホゲームパブリッシャー全世界売上Top30は以下の通り。
新型コロナウィルスの感染拡大の影響により世界経済が冷え込む中、スマホゲームはその影響が少ない領域となっている。
こういった背景もあり、今回発表されたTop30の内22社が前月比で売上を伸ばしており、Top30全体の売上は前月比で14%増となった。
また前月比売上減となったパブリッシャーも、その多くは2月に売上を大きく伸ばし、3月は通常の売上に戻ったことによるところが大きい。
中でも3月に大きく売上を伸ばしたのは『37Games』『Bole Games』『Happy Elements』『Friend Times』『X.D』『Six Waves』で、『37 Games』は2月中旬に台湾・香港向けにリリースした『奇迹MU:跨时代』のヒットにより売上を33%増加させた。
(『奇迹MU:跨时代』)
【37Gamesが語る台湾市場インタビュー】はこちら
『Friend Times』は昨年末に中国向けにリリースした女性向け3DRPG『浮生为卿歌』が売上を伸ばしており、同社の売上を前月比42%増の過去最高とした。
『獅子の如く』が好調な『Six Waves』は同作の堅調な伸びもあり売上を前月比22%増とした。
関連情報
—
中国ゲームについて話したくなったら: