8/2午後、Tencent は下半期(7月~12月)のタイトルラインナップを発表した。
20タイトルのうち3タイトルが自社スタジオによる開発で、7タイトルはパブリッシングタイトル、6タイトルはTencentがデベロッパーに出資して開発を行う极光プログラムに参加しているデベロッパーのタイトル、残りの4タイトルは自社開発を中心としたファンクショナルゲームとなっている。
自社開発の3タイトルはすべてTencentの北极光スタジオによる開発だ。その中の「狐妖小红娘」はTencent AnimeのS級IPのスマホゲーム化となる。
また「天涯明月刀」もTencentが運営する人気PCオンラインゲームのスマホゲーム化だ。3タイトル目の「疯狂动物城:筑梦日记」はTencentが得意とするカジュアルのスリーマッチ系タイトルとなっている。
パブリッシングタイトルのラインナップを見てみると「光明勇士」、「仙境传说RO(ラグナロクオンライン)」、「代号:夏娃」がMMO、「街霸OL(ストリートファイターOL)」はリアルタイムストラテジックカードバトル、Game of Thrones IPのストラテジーゲーム「权力的游戏 凛冬将至」、経営シュミレーション「全民冠军足球」、サンドボックス系の「我的起源」と多様なジャンルで細分化されている。
ファンクショナルゲームはTencentが今年4月に行った自社大型カンファレンスで初めて発表されて以来、目立った動きはなかったがこの度「纳木」、「电是怎么样形成的」、「子曰诗云」、「代号:1420」の4タイトルが発表された。
中でも伝統文化系のファンクショナルゲームとなっている「代号:1420」が最も注目を集めていた。
极光プログラムからも新規タイトルとして「银河掠夺者2」、「闹闹天宫」、「进化之地2」、「足球经理2018(フットボールマネージャー2018)」、「脸黑先生」、「不可思议之梦蝶」の6タイトルが発表されゲームプレイやストーリー、グラッフィックなど全体的に高クオリティであると高評価であった。
また、自社開発、パブリッシングタイトルの10タイトルのうち6タイトルがIPタイトルとなっている。
上記一覧は以下。
ここからは注目タイトルの詳細を紹介したい。
「街霸OL(ストリートファイターOL)」
Capcomより正式ライセンスを受けTencentがパブリッシングを行うリアルタイムストラテジーカードバトルゲーム。歴代のキャラクターが登場し、位置情報を使った遊び方も盛り込まれるとのこと。11月にβテスト開始予定。
「仙境传说RO(ラグナロクオンライン)」
Tenentが独占でパブリッシングを行うMMOの王道タイトル。15年のPCオンラインゲームの歴史を踏襲しつつも新しい遊びを提供する。
「代号:夏娃」
祖龙娱乐が開発Tencentがパブリッシングを行う次世代RPGの大作。Epic Games全面バックアップの元、Unreal4の性能を最大限まで引き出しているという。今年中のβテストを目標にしている。
「狐妖小红娘手游」
Tencentの北极光スタジオがTencent Anime、漫画原作者とタッグを組んで打ち出す中国産ターン制MMORPG。人気アニメ「狐妖小红娘」の世界観を忠実に再現している。中国国産アニメのテイストを3Dトゥーンレンダリング+ハイモデルでグラフィック表現を追求している。
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引用:http://www.gamelook.com.cn/2018/08/337049
(抜粋・翻訳:ゲーム大陸)