Appleはニューヨーク市内で『Best of 2019』イベントを開催し、今年のベストゲームを発表した。
今年発表された『Best of 2019』のゲーム部門の中の、IPもののスマホゲームをフィーチャーした『Blockbusters Reborn』では『Call of Duty®: Mobile』『ラングリッサーモバイル』など中国で開発したタイトルや、『ガール・カフェ・ガン』の開発元である中国大手の西山居が中国運営を行う『FFBE』などが選ばれている。
2019年は中国産IPゲームが開花
今年のベストゲームに選ばれた『Sky 星を紡ぐ子どもたち』は7年という長きに渡る開発期間を経て世に送り出した意欲作だ。
同作は中華系のバックボーンを持つ陳星漢氏(Jenova Chen氏)が率いるthatgamecompanyが開発を行ったということもあり、中国のゲームメディアでも好意的に報じている。
(『Sky 星を紡ぐ子どもたち』)
『Best of 2019』のゲーム部門の中の、IPもののスマホゲームをフィーチャーした『Blockbusters Reborn』ではテンセントが開発を担当する『Call of Duty®: Mobile』がグローバル版、東南アジア版、韓国版の3タイトル、Zilongが運営を行う『ラングリッサー モバイル』は英語版、日本語版、中国語版、韓国語版の4タイトルが選ばれている。
他にもコーエーテクモゲームスがライセンスしAligamesが開発・運営を行う『三国志:戦略版』、『ガール・カフェ・ガン』の開発元である中国大手の西山居が中国運営を行う『FFBE』(日本版ではなく中国版)などが選ばれている。
こうして今年を振り返ると、『日本や世界のIPを中国ゲーム会社が開発・運営を行う』事が当たり前の事になった1年だと実感する。
来年以降はどの様な潮流が起こるのか、当サイトでも動向を見逃さないよう記事を配信していきたい。
関連情報
AppStore Games of the yearページ:https://developer.apple.com/app-store/best-of-2019/#games-of-the-year
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