世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は2019年通年の中国産スマホゲームの海外売上Top30を発表した。
同統計によると、2019年通年の中国産スマホゲームの海外売上Top1はテンセントの『PUBG Mobile』、Top2はLilith Gamesの『Rise of Kingdoms –万国覚醒–』、Top3はNetEaseの『荒野行動』となった。
『PUBG Mobile』売上高は約854億円!
2019年通年の中国産スマホゲーム海外市場売上Top30は以下の通り。
出所:SensorTower
Top3は冒頭に紹介したとおりだが、Top4以降はIGGの『ロードモバイル』、FunPlusの『ガンズ・オブ・グローリー』、Yottaの『マフィア・シティ』、Firecraftの『マッチングトンマンション』、FunPlusの『キング・オブ・アバロン』、LongTecの『ラストシェルター』、Moontonの『モバイルレジェンド』となっている。
2019年テンセントの『PUBG Mobile』は中国産スマホゲーム海外売上Top30で月間Top1を11回獲得、通年の売上は約854億円(7.76億ドル)、月平均売上は約71億円(6470万ドル)と予測されている。
また、同作はKingの『キャンディークラッシュ』、Aniplexの『Fate/Grand Order』、Nianticの『Pokemon GO』、mixiの『モンスターストライク』に次いで、全世界のスマホゲーム売上Top5となっている。(*中国市場は含まない。)
『PUBG Mobile』が一番売れている市場は米国で全体の33.5%、次いで日本の11.7%、サウジアラビアが7.7%となっている。
(Top30入りのハードルが月商約6億円から約8.3億円へと上昇)
Top2のLilith Gamesの『Rise of Kingdoms-万国覚醒-』は地域ごとに配信を行う戦略をとっており、2019年通年の売上は約504億円(4.58億ドル)と予測されている。
2018年に欧米と香港でリリースを行った後、2019年3月に台湾、9月に韓国、12月に日本と各地域ごとに配信時期を分けてリリースしている。
同作が一番売れているのは米国で全体の26.1%、次いで韓国の19.4%、香港の7.9%となっている。
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