中国ゲーム市場における11月1日~11月7日のApp Store売上ランキングの動きを振り返ってみたい。
先週はエクストリームがライセンスした『梦幻模拟战(ラングリッサーIP)』が11月8日にアップデートを予定しているためか、売上げランキングを落としている。
ただし、1ヶ月前にアップデートを行った際は、アップデート直後に売上ランキングを2位まで上げているため、今回も期待が集まる。
他にも、NetEaseの『陰陽師』がTop1を獲得するなど、ランキング上位に動きのある一週間となった。
『ラングリッサー』のアップデート内容は?
『ラングリッサー』は公式サイトにて11月8日のアップデートを告知している。
ただし、買い控えの影響か、直近一週間は売上ランキングを11月1日の7位から8日(15時時点)の32位と大きく落としている。
*今回のアップデート画像(出所:『梦幻模拟战』公式HP)
今回のアップデートの目玉は『心の絆』システムで、SRやSSRといったレアキャラクタの『絆』を『心の絆』にレベルアップさせることができ、今まで以上にキャラクタの強化ができるようだ。
第一弾としてレディンやルナといった人気キャラクタ6体の『心の絆』が開放されるという。
他にも、『心の絆』システムの材料がドロップするダンジョンの開放や新規SSRキャラクタの追加など、課金を促進するコンテンツが追加されている。
『陰陽師』新キャラ追加で『王者栄耀』を撃破!
NetEaseの長期ヒット作『陰陽師』は11月7日のメンテナンス後に追加した、新規SPキャラ『煉獄茨木童子』とSP/SSRキャラクタの出現確率アップイベントの効果で、長期間売上げランキングTop1の座に君臨していたテンセントの『王者栄耀』を抜き、Top1の座を奪取した。
大型アップデートでランキングが大幅に上がることはよくあるが、運営開始から2年が経過するタイトルで、キャラクタ追加とそれに付随する課金イベントでTop1にまで上り詰めるタイトルは中々見られない。
テンセント『王者栄耀』は11月8日(15時時点)でNetEaseの『夢幻西遊』にも売上ランキングを抜かれ3位となっている。
これは連日報じている、公安局データによる強制的な実名制の導入が影響しているのではないかと思われる。
ラングリッサーがこの機に乗じて念願の売上げランキング1位を奪取することができるか?要注目だ!
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