中国のAppStore売上・DLランキングの定点観測を行いたい。
*以下ランキングカテゴリはゲーム総合。
中国AppStoreダウンロードランキング週次比較
10月29日(木)と11月5日(木)の中国AppStoreダウンロードランキングTop15は以下の通りだ。
ダウンロードランキングで注目したいのは11月5日に正式サービスを開始した『アナザーエデン』だ。中国でのパブリッシャーは『TapTap』などを展開する『X.D』となっており、同作のリリース以降DLランキングTop15圏を維持している。
(電魂の『解神者』)
他には『電魂』が運営を行う、2次元RPG『解神者』が10月初旬リリースから1ヶ月を経過してDLランキングTop15に復帰した点だ。市場の成熟、版号の総量規制により、ゲーム運営の長期化の重要性が高まっている中国ゲーム業界において、初速頼みではない中長期的な視点に立った取り組みを行っているのか、今後の動向にも注目したい。
中国AppStoreセールスランキング週次比較
10月29日(木)と11月5日(木)の中国AppStoreセールスランキングTop15は以下の通りだ。
中国App Storeのセールスランキングはテンセントの『王者栄耀』『和平精英』、NetEaseの『夢幻西遊』『大話西遊』の4強に、Aligameの『三国志・戦略版』『三国志幻想大陸』、Lilith Gamesの『ライキン』『AFKアリーナ』が割って入り、更に直近でリリースされたmiHoYoの『原神』、Tencentの『天涯明月刀』が上位に食い込むなど、新旧タイトルがTop15にひしめき合っている。
今後、アニメIPなどの日本タイトルがTop15に常駐するようになるか、期待したいところだ。
当記事まとめ
■まとめ
・アナザーエデンが中国DLランキングでTop10入り
・中国セールスランキング上位に変化あり
→ テンセント、NetEase、Aligame、Lilithに続きmiHoYoの原神もTop争いに
関連情報
前回の定点観測:こちら
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