中国ゲーム大手『テンセント(Tencent)』が中国国内で展開するPC向けゲーム配信プラットフォーム『WeGame』は100名以上のデベロッパーを招待した謝恩会を開催した。
同会でテンセントは売上が1.6億円(1000万元)以下のゲームはプラットフォーム手数料を0%にするなどの施策を発表した。
テンセントWeGameの手数料0%施策とは
テンセント『WeGame』が謝恩会で発表した施策と主な内容は以下の通り。
■WeGame謝恩会2020の主な内容
・ゲーム業界、ゲーム開発者の環境をより良くしたい
・2020年は44本の新作がリリース、内33本がスタンドアローンゲーム
・売上が1.6億円(1000万元)以下のゲームはプラットフォーム手数料を0%に
→2021年1月1日より適用
→対象はWeGameで同時リリースされる中国産スタンドアローンゲームもしくはイノベーティブなゲーム
・開発者自身で繋ぎこみ、テスト、ダウンロード、審査、リリースの一括申請が可能に
・テストプレイコーナーの開放
→WeGameプラットフォームのユーザーをテスターとして募集可能に
・クラウドゲームプラットフォームへの繋ぎこみサポート
→繋ぎ込み手数料は発生しない
(手数料0%施策発表の様子)
テンセントはこれらの施策により中国のインディゲームデベロッパーの質と量の底上げを図りたいと考えていると思われる。これらの施策がどの様なかたちで成果を出すのか、今後の動向に注目したい。
当記事まとめ
■まとめ
・テンセント『WeGame』が手数料0%施策を発表
→対象は中国産のスタンドアローンゲーム
→売上が1.6億円以下のゲーム
・テンセントはインディゲーム開発者の環境改善に注力
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