1月9日、テンセントは広州にて『Wechat公開プログラム』と銘打ったカンファレンスを開催した。
今回のカンファレンスでWechatゲーム総監の孫春光氏がWechatのHTML5ミニゲームの最新の数字を公表したので紹介したい。
また、同氏は今後のWechatミニゲームのキーワードとして『オリジナリティ』『中小開発者』『公平性』の3つを挙げている。
Wechat HTML5ミニゲームのユーザー属性は?
孫氏が話したWechat HTML5ミニゲームの最新データは以下の通りだ。
【Wechat HTML5ミニゲームの最新データ(2019.01.09)】
MAU:4億
20歳以上のユーザー:94%
30歳以上のユーザー:58%
トップクラスのミニゲームのリテンション:
翌日:60% / 7日:54% / 30日:43%
アイテム課金月商1.6億円超え:10タイトル。トップタイトルは16億円超え。
*Androidのみ
広告モデル月商1.6億円超え:11タイトル
HTML5のミニゲームともなるとゲームの寿命が気になるところだが、Androidのアイテム課金型や広告モデルのゲームで数ヶ月連続で月商8億円を超えているものが複数出てきているという。
Wechatミニゲームの料率変更も発表!
Wechatミニゲームは『オリジナリティ』の高いミニゲームに優遇措置を設けると発表。
オリジナリティが高いゲームとWechatゲームの審査チームに認定されたミニゲームはアイテム課金型で10%、広告モデルで20%の料率アップが適用されるという。
また、開発者は管理画面からWechatゲームに対し『オリジナリティ』の高いゲームとして優遇措置が適用されるかどうか、申請を行うことができるとも発表している。
今回の発表により、テンセントが牽引する中国HTML5ゲーム市場が更に活性化していくのか動向を注視していきたい。
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引用:http://youxiputao.com/articles/16854
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