『荒野行動』などで知られる、NASDAQと香港証券取引所で上場しているネットイース(NetEase)は、2月24日に会計監査前の2021年通期の決算発表を行った。
2021年通期の売上高は約1兆4017億円で前年同期比19%増加、主力のオンラインゲーム事業売上は約1兆49億円、前年比15%増加、株主に帰属する純利益は約2697億円の前年比40%と大幅な増益となった。
NetEase 2021年通期の売上高は約1.4兆円
NetEaseの会計監査前の2021年通期の業績は以下の通り。
2021年通期の売上高は1兆4017億円(876.06億元)で前年同期比19%の増加、主力のオンラインゲーム事業売上は約1兆49億円(628.06億元)、前年比15%増加となっている。
オンラインゲーム事業はQonQで見ても、Q3の売上高約2544億円からQ4の約2784億円と9%増加、Q4のYonYでは30%増と『版号』規制と市場の成熟化で苦戦を強いられるゲーム会社が増える中、大きく売上を伸ばしている。
同社は速報資料の中で増収増益の要因として、『哈利波特:魔法觉醒(ハリー・ポッター:魔法の覚醒)』や『NARAKA: BLADEPOINT』などの新作のヒット、『夢幻西遊』『大話西遊』などの既存タイトルの安定したパフォーマンスを挙げている。
当記事まとめ
■まとめ
・NetEase2021年通期売上は約1.4兆円円
・ゲーム事業は約1兆円
・新作ヒットが売上高19%増、純利40%増の好決算に寄与
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NetEase 2021年通期決算報告資料:こちら
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