11月15日、NASDAQ上場企業NetEase Inc(ネットイース)が会計監査前の2018年Q3(7月~9月)の決算発表を行ったので紹介したい。
中国ゲーム市場のシェアを2分するテンセントが前日に好決算を発表したため、ネットイース決算にも多くの注目が集まった。
前日のテンセントと同じく、中国政府のゲーム規制の影響を感じさせない、売上高前年同期比35%増の2697億円を達成した。但し、株主に帰属する純利益は前年同期比で-36%の255億円と落ち込みを見せている。

テンセントのQ3決算情報はこちら!
オンラインゲーム事業が全体売上の61%を占める
– 売上高は約2697億円(168.55億元)、前年同期の約1996億円と比べると35.1%の増加。
– 営業利益は約1208億円(75.47億元)、前年同期の約952億円と比べると26.9%の増加。
– オンラインゲーム事業の売上高は約1656億円(103.48億元)、前年同期の約1298億円と比べると27.6%の増加。全体売上の61.4%を占めた。
– 株主に帰属する純利益は約255億円(15.96億元)、前年同期の約404億円と比べると36.8%の減少となった。non-GAAPだと株主に帰属する純利益は約361.4億円(22.59億元)で、前年同期の約484億円(30.25億元)で25.3%の減少となった。
(単位は億円。1元=16円で換算)
スマホゲームの売上規模は?
スマホゲームの売上高は約1126億円(70.4億元)で全体売上の42%を占めている。この数字は前期Q2の全体比46%と比べると若干の減少となっている。
この要因はスマホゲームの売上減少もあるが、PCオンラインゲームの売上増加によるところが大きい。

(自社開発PC-MMO『逆水寒』)
PCオンラインゲームは約530億円(33.1億元)と前期比で29.8%の伸びを見せており、売上の全体比でも19.6%と今年度最高規模にまで拡大している。
中国ゲーム市場全体がスマホゲームに比重を移す中、ネットイースの売上構成はその逆をいっている。
ゲーム開発コストが倍増。純利を圧迫!
ネットイースは『Minecraft』『WoW』といった大ヒット作の運営元としても知られているが、自社開発主体のタイトルラインナップは依然変わっていない。
そんなネットイースの開発コストはQ3で約362億円(22.6億元)で前期比17.7%の増加。前年同期比だとほぼ倍増となっている。
今回の決算で株主に帰属する純利益が落ち込んだ要因は開発コストの上昇に起因していると言える。
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引用:http://www.gamelook.com.cn/2018/11/343392
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