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【中国ライブ動画】ゲーム系実況動画のTop3は?『テンセント』に締め出された『NetEase』の活路は?

中国ゲーム市場動向

中国のライブ動画、ショートムービーアプリの市場調査を行う『小葫芦』が2019年1月~3月の中国ゲーム系ライブ動画の統計を発表した。

日本以上に盛り上がりを見せている、中国のゲーム系ライブ動画関連の情報を、同統計より要点を抜粋し以下に紹介したい。

上位3社の『投げ銭』売上は?

同統計ではHUYA(虎牙)、DouYu(斗魚)、Kwai(快手)、bilibili、企鵝電競、触手、Panda TV、CC Live、龍珠、火猫の10サービスを元に統計をとっている。

その中の上位3社である『HUYA』『DouYu』『Kwai』の数字は以下の通りだ。

主要10サービス合計の月平均配信者数327万人でギフティング(投げ銭)の月平均売上額約293億円となっている。

ギフティングの売上額Topは『HUYA』で月平均の売上額は約93億円となっている。次いでTop2が『DouYu』の約64億円、Top3が『Kwai』の約25億円となっている。

1日当たりの平均配信時間は1時間以下が一番多く66%、次に多いのは1~2時間で18%となっている。

月のギフティング売上が8万円以上の配信者を優良配信者と定義した際の、優良配信者の全体売上に占める割合は、『HUYA』が92%、『DouYu』が93%とこの2プラットフォームは優良配信者への依存度が高い。

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『HUYA』と『DouYu』に割って入る?『Kwai』の傾向は?

ギフティングの売上と配信者のシェアは『HUYA』と『DouYu』の2社が多くを占めている。

配信者数では『Kwai』が158万人と『HUYA』『DouYu』を大きく引き離しているが、『小葫芦』の指標に基づく上位9.2万人の配信者のシェアは14%と『HUYA』の35%、『DouYu』の27%と比べ開きがある。

これは同サービスが日常的なショートムービーとして成長してきたことに起因している。

ただし、同社はゲーム実況領域にも参入の意志をみせており、2月中旬には『電喵直播』というゲーム実況に特化したライブ動画アプリをリリースしている。

同アプリは、現在Android版のみの展開となっているが、今後はiOS版もリリースしてくるものと見られる。

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『テンセント』に締め出された『NetEase』の活路は?

上記に紹介した3社に続く、主要10社の月平均配信者数、月平均ギフティング売上、Top配信者のギフティング売上比率は以下の図の通りだ。

この中でも特筆すべきは『荒野行動』や『陰陽師』の『NetEase』傘下の『CC直播』だ。

月平均配信者は2万と上位数社と比べても少ないが、ギフティングの月売上額は16億円超えと『Kwai』に次ぐ4番目の規模を誇っている。

この数字は『テンセント』の資本が入っている『HUYA』『DouYu』上で『NetEaes』のタイトルが締め出されている(ブリザード社などの代理タイトルのみ深部に表示)ことから、『NetEase』のゲームファンが『CC直播』に集積し配信を行っていることによると思われる。

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超巨大なプレイヤー『テンセント』がいる中国市場において、“如何に自社で完結できるエコシステムを有するか“はとても大切で、企業の生き残りに関わってくる。

この観点からも『NetEase』が自社でゲームビジネスのエコシステムの一環である、ゲーム実況動画サービスを展開することはとても重要で、ギフティングの売上高やそれに紐づくファンのエンゲージメントを考えると、その意義深さが伺える。

ゲーム系実況動画の市場動向はゲーム市場の動きと直結している。今後ゲーム実況動画の市場がどの様な発展を遂げるのか。面白い情報が入り次第、随時紹介していきたい。

関連情報

『小葫芦』1~3月統計:https://new.xiaohulu.com/zhiku/2019/04/1013456.html

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