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【規制情報】Tencent『王者栄耀』に顔認証制を試験導入。中国市場に与える影響は?

規制情報

中国でピーク時の月商が450億円とも言われる大ヒットスマホゲーム『王者荣耀』を運営する『Tencent』が、顔認証を用い実名制の抜け穴―虚偽情報の入力―を防ごうとしている。

金融系や政府系のサービスに用いられる、より精度の高い公安局のデータを用いた実名チェックの導入を行ったことは先日報じた通りだ。

 

 

ただし、抜け道として年齢などを詐称する抜け道があり、未成年者に対して実質的な制限に対し疑問の声も上がっていた。明確にこの抜け道に対する対策とは銘打っていないが、この度『Tencent』は『王者栄耀』の不作為の新規ユーザーに対し、顔認証の実験を行った。

 

顔認証実験の規模と狙いは?

この度の顔認証実験は9月29日より開始されたという。既に実装済みの公安局のデータを元に顔認証を行うというダブルチェック体制で、北京と深センの2都市でおよそ1,000人の不作為の新規ユーザーに対し行っているという。

狙いは先月から実施した『王者栄耀』での規制施策は、虚偽情報を入力することで簡単に規制の目をかいくぐる事ができてしまうため、その更なる対策との見方が強い。

政府や世論の風当たりはどこで収まるのか?

『Tencent』は先月にも『王者栄耀』にて以下のような、未成年のゲームへののめり込みを防ぐ施策を打ち出している。

【未成年者へのゲームプレイ時間の制限】

・12歳以下のユーザーは一日1時間まで。これを超えると強制的にオフラインになる。また、21時から8時まではプレイできない。

・13歳から20歳のユーザーは一日2時間まで。これを超えると強制的にオフラインになる。


(未成年に対する時間制限のアラート画面)

中国のNo.1企業として率先して対策に乗り出して入るものの、政府や世間の風当たりは依然強いままだ。この度の顔認証システムは技術的には以前より他のタイトルで試験導入もされていたと言う。

ただし、ゲームを開始する前に顔認証させる行為が、ゲーム体験に影響を及ぼすことは想像に難くない。未成年者への適切な対策は必要ではあるが、過度な規制や要求はゲーム産業の停滞を招いてしまうため、一刻も早く今の規制強化といった風向きが変わることを願う声が業界内で日に日に大きくなってきている。

 

 

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引用:http://youxiputao.com/articles/16083
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