中国政府のゲーム配信許認可である『版号』の審査停止により、中国ゲーム市場に大きな変化が起こっている。
NetEaseの『荒野行動』などに見られる、中国ゲーム会社の海外進出だ。
中国ゲーム市場を2分するテンセントとNetEase両社の海外売上を、データ分析を手がける『IHS Markit』が発表したので両社の売上を紹介したい。
テンセントとNetEase 海外で売上が多いのはどっち?
『IHS Markit』は2018年1月から11月までのテンセントとNetEase両社の海外売上の比較を行った。
両社の海外売上合計は413.6億円(3.76億ドル)で前年同期の85.8億円(7800万ドル)と比べると382%の増加となっている。
両社ともに海外での売上を伸ばしてはいるが、その勢いがより強いのは『荒野行動』『第五人格』『陰陽師』を有しテンセントの2.5倍以上の海外売上を作っているNetEaseだ。
テンセントは中国国内で圧倒的No.1である『王者栄耀(日本名:伝説対決)』の欧米版の伸び悩みが響いている。
ただし、『PUBG Mobile』にバトルパス課金を実装後は、売上の伸びを急速に伸ばしており、ブラックフライデー期間には、1週間で13.2億円の売上を記録し、前週との比較で166%の増加となった。
今後も両社は積極的に海外進出を進めていくと予測されており、中国で激しくしのぎを削りあう両社の戦いが海外市場でも繰り広げられるのか注目が集まっている。
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引用:http://www.youxituoluo.com/517668.html
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