【米国市場】Q4米国スマホゲーム市場規模は?コアユーザー増加、原神はセルランTop6に!

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スマホゲームやアプリの調査・分析ツールを提供する『Sensor Tower』は米国のスマホゲーム市場売上規模や売上ランキング、ダウンロード数などをまとめた統計を発表した。

同社の発表によると、2020年Q4の米国のスマホゲーム市場の売上規模は約6380億円(58億ドル)、前年同期比で35%近く増加したとしている。

米国スマホゲーム市場 2020年Q4の売上は約6413億円

米国2020年Q4のApp StoreとGoogle Playのスマホゲーム売上は約6380億円(58億ドル)で前年同期比34.3%増と予測されており、全世界売上の27.6%を占めている。

また、App StoreとGoogle Playの売上比率はApp Storeが全体の55%Goole Playが45%と予測されている。


出所:Sensor Tower

Q4の米国市場のダウンロード数は前年同期と同水準の12.7億回を記録、前期比では4.5%の減少となった。

App StoreとGoogle PlayのDL比率はApp Storeが51%、Google Playが49%となっている。


出所:Sensor Tower

米国市場ではミッドコア~コア層が増加

以下は2020年Q4の米国スマホゲーム市場の売上Top20だ。


出所:Sensor Tower

年間のランキング推移を見てみると米国市場に大きな変化が見られる。以前はマッチスリー、カジノ系、IPモノがTop20の6割を占めていたが、この1年で『Roblox』が『キャンディークラッシュ』の座を奪い、3四半期連続で売上Top1となった。

『Roblox』はQ4売上が約231億円(2.1億ドル)と予測されており、前年同期比で86%の増加となっている。

また、ミッドコア~コア層の増加も米国市場に見られる変化で、『Garena Free Fire』『Call of Duty Mobile』『PUBG Mobile』の3タイトルのQ4売上は約242億円(2.2億ドル)を上回ると予測されている。


出所:Sensor Tower

ダウンロードランキングTop20では『Among Us』が前期と同じく2400万回を超えるDLを記録しTop1となった。これはTop2の『Shortcut Run』の3倍近い数字で依然高い人気を誇っている。

また、ハイパーカジュアルゲームの2020年の米国市場での総DL数は7.81億回2019年と比較すると12.3%減少している。

中国ゲームは米国市場売上Top100に21作

米国市場における中国スマホゲームの売上Top20は以下の通り。


出所:Sensor Tower

Q4の米国市場セールスランキングTop100に中国ゲームは21作がランクインしており、その売上総額約858億円(7.8億ドル)で、セールスランキングTop100売上の20%を占めると予測されている。

Q4の米国市場における中国ゲーム売上Top1はmiHoYoの『原神』で両ストアでの売上は約110億円(1億ドル)以上と予測されている。また、11月中旬にリリースされた『Project Makeover』は約23億円(2100万ドル)でTop16にランクインし、唯一の新作となった。


出所:Sensor Tower

ダウンロードランキングTop1は650万回DLを記録した『Project Makeover』で11月中旬のリリース以降、両ストアのDLランキングでTop10圏を維持している。

当記事まとめ

■まとめ
・2020年Q4の米国スマホゲーム市場売上規模は約6380億円
・中国ゲームは21作がTop100入り
・原神はTop6でQ4売上110億円超

関連情報

Sensor Tower記事:こちら
韓国市場Q4まとめ:こちら
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米国市場Q3まとめ:こちら


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