世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は2021年上半期の全世界スマホゲーム売上予測値を発表した。
同社の統計によると、2021年上半期の全世界スマホゲーム売上は前年比約18%増の約4兆9170億円(447億ドル)に上ると予測している。
2021年上半期の全世界スマホゲーム売上は約4兆9170億円
『Sensor Tower』の統計では、2021年上半期の全世界スマホゲーム売上は前年比約18%増の約4兆9170億円(447億ドル)に上ると予測されており、AppStore売上は前年比13.5%増の約2兆8600億円(260億ドル)、Google Playは前年比24.7%増の2兆570億円(187億ドル)としている。
出所:Sensor Tower
2021年上半期の全世界スマホゲームセールスランキングTop10は以下の通り。
Top1、2はテンセントの『王者栄耀』『PUBG Mobile』となっている。この2作は2021年上半期にそれぞれ1650億円(150億ドル)以上の売上を記録しており、(『PUBG Mobile』は中国版の『和平精英』を含む。)Top3のmiHoYoの『原神』は約933億円(8.48億ドル)の売上を記録した。
このランキングには中国Android市場の売上が含まれていないこともあり、NetEaseのタイトルはOverallのTop10にはランクインしていない。また、日本IP、日本開発のタイトルは『Pokemon GO』と『ウマ娘』がランクインしている。
出所:Sensor Tower
2021年上半期のダウンロード数は281億回
2021年上半期のダウンロード数は、前年の285億回から1.4%減少し281億回と予測されている。AppStoreの新規ダウンロード数は前年の57億回から44億回へと約23%の減少となったが、Google Playは前年比約4%増の237億回となっている。
Sensor Towerのアナリストは、ダウンロード数の減少は昨年の世界的な巣ごもり需要急増の反動だとしている。
出所:Sensor Tower
2021年上半期のダウンロードランキングTop10は『Garena Free Fire』を除き、全てカジュアル~ハイパーカジュアルゲームとなっている。
Top1のSupersonic Studiosの『Join Clash 3D』は全世界で1億1560万回のDLを記録、Top2の『Garena Free Fire』も1億160万回と共に1億回DLの大台を超えている。
当記事まとめ
■まとめ
・21年上半期全世界スマホゲーム売上は約4.9兆円
・テンセントがTop1,2独占。合わせて3300億円の売上
・原神は約933億円でTop3
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