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【週刊中国ゲーム業界】上場企業の資金調達と運用に新たな規制!?一番広告を出したゲームは?ほか

週刊中国ゲーム業界

これさえ押さえておけば最新中国ゲーム情報は没問題!10/15~10/21の中国ゲーム業界で話題のトピックをまとめてご紹介!

先週は話題の女性向けゲーム『螺旋円舞曲』がリリース『ラングリッサー』や『航海王:燃焼意志(ワンピース)』はTop20を維持するなど引き続き好調だ。

規制関連では中国証券監督会が、本業以外への投資を目的とした資金調達を規制すると発表。

中国で上場している非ゲーム系の既存産業の会社が、ゲーム会社を買収するケースがこれまで数多くあったため、今後の影響が予想される。

他の週と比べると、ビックニュースの少ない、比較的穏やかな一週間となった。

1.【規制情報】ゲーム企業への出資目的とした資金調達に規制!

中国証券監督管理委員会は10月18日に上場企業の資金調達後の資金用途に関する詳細の取り決めを発表した。

これによると、上場企業が新たに資金調達を行った場合、主業務以外の業界への投資を行うことは原則禁止するとされている。

また、今回の発表では更に踏み込んで、金融系企業を除き、ゲームや映画・映像関連事業を主業務としていない企業が資金調達し、それを『ゲーム業界及び映画・映像業界へと出資する』他業種への出資を原則禁止する。としている。

これまで中国で上場している非ゲーム系の既存産業の会社が、ゲーム会社を買収するケースが数多くあったため、停滞感に苦しむゲーム業界の今後への影響が予想される。

引用:http://www.gamelook.com.cn/2018/10/341711

2.話題の新作!女性向け『螺旋円舞曲』がサービス開始!

中国女性向けゲームのヒット作と言えば『恋とプロデューサー(恋与制作人)』というのは日本のゲーム業界でも広く周知されていると思う。

これ以前にも『ミラクルニキ(奇迹暖暖)』が15年5月にリリースされるなど中国でも女性向けゲームのヒット作は存在した。ただ、女性向けゲーム市場として本格的に各社サービスを開始したのは、2017年に入ってからのことだ。

『恋とプロデューサー』を始め、各社がしのぎを削る中、新しく誕生した女性向けゲーム市場も徐々に飽和しつつあり、遂にユーザーの奪い合いのフェーズに差し掛かろうしている。

そんな中、女性ユーザーの期待が集まる注目作『螺旋円舞曲』が10月17日にリリースされた。現状、DLランキングも売上ランキングも200位圏外ではあるが、ユーザーレビューも好評なので、今後の動向に要注目だ!

 

 

3.7~9月に一番広告を出したゲームは『ラングリッサー』!

中国で広告分析ツールの提供を行っている『App Growing』より2018年7月~9月期の中国広告動向レポートが発表された。

7月~9月で一番広告を出稿していたのは、やはり『紫龍』社がパブリッシングを行っている『ラングリッサー(梦幻模拟战)だ。

2番めに多かったのも同じく『紫龍』社のタイトルで『風之大陸』となっている。

1位を取った『ラングリッサー』の広告出稿はリリース直後に集中しており、リリース月の8月には4000件以上の広告を出稿している。

3位の7月~9月の広告出稿量が2000件程度であることを考えると、その勢いがどれほどのものか伺い知れる。

 

 

4.『荒野行動』日本の累計売上は約301億円!


市場データ分析を行う『Sensor Tower』はNetEseの『荒野行動』のこれまでの全世界累計売上が約407億円を超えたと発表した。

また、その74%は日本市場で301億円中国市場は23%の93.6億円と予測されている。(1ドル=110円にて換算)

『荒野行動』の売上の97%は日本と中国で、全世界のダウンロード数は5800万以上、iOSユーザーの比率は64%に上るという。

 

 

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